山尾しおりさんが「『本物の日本の誇りは努力なしに調達できない』~最終日の朝に文字で伝えたい事〜」という文を発表しました。

こちらにも転載します!
「本物の誇りは努力なしに調達できない」~最終日の朝に文字で伝えたい事
おはようございます。
選挙の最終日の朝です。
改めて一呼吸し、落ち着いて文字で伝えたいことがあります。
本物の日本の誇りは努力なしに調達できないから今こそ「三つの土台」の修復作業にとりかかろうというお話しです。
「三つの土台」とは
「女性天皇を認め伝統の土台を安定させる」
「自主防衛の9条改正で国防の土台を安定させる」
「社会保険料を引き下げ、子育て政策の質をあげて、現役世代の経済の土台を安定させる」
そして日本に本物の誇りを根付かせて、未来に贈ろうというお話しでもあります。
一つ目が「伝統の土台」です。
伝統を守るには変化が必要です。
男性天皇限定の制度がいまもなお続き、皇位継承の土台が大きく揺らいでいます。
今必要な変化は女性天皇を認め、皇室の伝統を守ることです。
国民の平均8割が女性天皇を認めています。
でも国会ではむしろ男系男子限定の声の方が大きく響いています。
だからこそ、私は国会に行き、議論の扉を開いて
「伝統を守るために女性天皇を認めよう」
「皇室の女性に男子出産の圧力をかけるのをやめよう」
「女性皇族の未来にちゃんと道筋をつけよう」
そして、女性天皇を認める変化をもたらし、皇室の伝統を守りたいのです。
もちろん、女性天皇のお子様も皇族として、女系天皇の議論もしっかりやります。
二つ目が「国防の土台」です。
日本を守るには変化が必要です。
日本は戦後80年、自主防衛と憲法問題を先送りにしてきました。
でも自主防衛の覚悟と能力を世界に示すことなく、生き延びることはできません。
ウクライナ戦争とトランプのアメリカがそれを示している時代です。
だからこそ、私は国会に行き、議論の扉を開いて
「戦後80年の宿題に取り組もう」
「平和主義・自主防衛・自衛権統制をきちんと憲法9条で定めよう」
「そうして、周辺国からの脅威を抑止し、同盟国同志国からの協力の基盤をつくろう」
丁寧に声を上げ、仲間をまとめ、憲法審査会の議論を建設的に進めていきます。
そして、日本の国防の土台を固め、平和な日本を守りたいのです。
三つ目が「経済の土台」です。
選挙のたびに候補者は、現金給付や消費減税を訴え、行きつく先は国債発行です。
でも、日本国債の海外保有割合は12%にまでじわじわ高まっています。
国債依存は対外依存につながります。
財政主権を切り売りすることは、日本経済の土台を不安定にします。
アレもコレもはできない現実を正直に話すべきだと考えています。
政治家の仕事は、政策を選択し、実行し、結果の責任をとること。
そして選択の基準は「働いたその給料で誇りをもって家計を維持できる」制度設計。
私が選ぶのは、現役世代の経済の土台を立てなおすための社会保険料の引下げです。
「サラリーマンが働いた手取りで家計を維持し子育てできるように」
「経営者も、いい人材を雇い、投資で会社を成長させることが可能になるように」
「自営業者も過度な保険料負担から解放されて、営みを継続できるように」
もちろん、保育園落ちたから10年が経過した今の子育て課題。
待機学童と保育の質の問題に取り組み、子育てと仕事の良質な両立を可能にしたい。
そのこともまた、「働いたその給料で誇りをもって家計を維持する」環境整備に直結します。
「女性天皇を認め伝統の土台を安定させる」
「自主防衛の9条改正で国防の土台を安定させる」
「社会保険料を引き下げ、子育て政策の質を上げて、現役世代の経済の土台を安定させる」
この3つの土台の安定させて、日本に本物の誇りと自立を根付かせる。
この大切な課題を、極端にふれることのない中道政治で実現する。
これが私の国家像であり、国会で実現すべきと定める課題です。
本物の自立と誇りには努力が必要です。
日本人であることだけで誇りが持てるわけではありません。
外国人を差別してお手軽に調達される誇りは、ニセモノの誇りです。
私たちは努力できるはずです。
先達たちが作り上げてきた
日本の伝統・国防・経済。
時代の変化にあわせて
きちんと土台を修復していく作業に取り組みませんか。
その取組みには、勇気も忍耐も必要だけれどそれによって得られる本物の誇りはかけがえのない日本の財産でありいつか人生を終える私たちが、未来の子供たちに渡すことのできる唯一無二の財産だと私は思います。
令和7年7月19日
山尾志桜里
主張内容はもちろんですが、特に最後の一文、同世代の一員としても、大きくシンパシーを感じました。
選挙戦最終日も、できる限りの応援を続けます!





















